蔵には麹を作る「へぎ」がたくさん積み重ねられていました。
蒸したお米に麹菌を振りかけ、ワラのお布団(こも)をかけて、一定の心地よい温度のお部屋でおねんね。
麹作りの様子は以前の取材で詳しく載せています。
味噌はもちろん、醤油やお酒を作るのに欠かせない麹
片山商店ではこの自家製麹を使った「あま酒」も販売しています。




この大きな圧力鍋で、皆さんが収穫した大豆
95kgを煮ます。乾燥した大豆を超音波の水で洗い、煮た大豆の重量は190kgまで増えます。
そして最終的に味噌として完成すると、実に
380kgにもなるのです。
まあ、大豆の他に麹や塩、水などを加えるのでこの位になるのでしょうね。
<取材後記>
以前にもお店の紹介で取材したことがありましたが、今回も気さくな奥様とやさしいご主人が迎えてくれました。
前回は「麹作り」を拝見しました。今回は「味噌作り」。
違うようでいて、すべてつながっているということがお店の歴史を感じさせます。
歴史の長い老舗と呼ばれるお店では、不思議な組み合わせの商品が陳列している場合を見かけますが、それはそれで関連のある陳列である場合が多いようです。
一般の人にはわからない、そういった「謎」を探求してみるのもおもしろいなあって、感じさせたれた今回の取材でした。
それにしても「あの味噌」は美味そうだったなぁ・・・
今度奮発して極上味噌買ってみよっかな(笑)
蔵の片隅には昔使われていた大きな杉桶が、蔵の歴史を見守るように佇んでいます。
創業100年の歴史を感じる一コマでした。
取材・構成・写真 Y-Tea


今が旬の「あま酒」
麹のあま酒はとても飲みやすいです。
私もそうでしたが、案外あま酒が苦手な人って
酒粕を使ったあま酒で苦手になったって人が多いのでは?
これはまったく別物です。
まろやかで程よい麹の香り。
抹茶を混ぜたりして、自分なりの飲み方を
してみるのも面白いですね。




後は各自で用意した容器をアルコール消毒して
それぞれ申し込んだ分量を量って詰めます。
これを「穴倉?」で今年の晩秋頃まで寝かせておきます。
楽しみですね〜(^^)v
穴倉って?台所の床下収納だそうです。




数々の道具が並ぶ社業所内に23人+ご主人と私、いくら広い蔵といっても人でひしめき合います。目の前には煮上がったばかりの大豆。ちっとも寒くありませんね〜
・・・この時はそうでした(笑)


大豆は重い・・・(=_=;; 交代でミンチにかけます
見た目以上に大変な作業です。
片山さんに「一粒食べてみて」って言われ
みなさん「おいしい〜♪」を連発!
糸引いていない納豆の様。とろ〜んとして甘い。
くせになりそうな味でした。


正確に量った大豆が並びます。
後で機械で混ぜるのに都合のイイ量とのことです。
ご家庭で味噌を作る場合で、このようにミンチできない場合は、ビニール袋に入れてつぶせばいいそうです。
ミキサーだと粘り気がでて上手くないとのこと。


ミンチした大豆(亀田産)
みなさんで汗水流し丹精込めてて育てた豆
塩(シママース)
麹(片山商店謹製)
お湯(亀田産)(笑) お湯の方が仕込み温度が低くならず
発酵が丁度よく進むのだそうです
人の手では一日もかかってしまうほどの量
ここは便利な機械に任せましょう!
わずか30分ほどで全部完了です。
自分で混ぜるものと覚悟を決めていた参加者も
この機械を見て一安心!?

片山商店では麹も作っています。米、塩、味噌と一貫した商売なんですね。
長い歴史の中で、人間が考え出してきた発酵食品の奥深さを感じさせます。
正直、はじめてマジマジと見ました。
<さあ蔵へ移動です・・なんだか懐かしくもあり、いい匂いが漂っていますね>
と思ったら大きな鍋で大豆を煮ているところでした。
この味噌づくり体験は、地域ぐるみで地産地消を進めるとともに
農業振興を図ることが目的で、平成16年から続いているイベントです。
安全安心な食品に対する感心も高まっていて、毎年参加を希望される方も多くなっているそうです。
袋津1丁目、伊夜日子神社すぐ隣にお店を構える片山商店さんは
亀田に残る数少ない味噌蔵元です。
当日の土曜日は、時折雪が激しく降るとても寒い日でした。
味噌作り体験に参加した23人は外気温と同じ味噌蔵での作業です。
寒い時期の方が、雑菌の混じりが少なく抑えることができ
品質がよく色のいい味噌ができあがります。
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この日使用した塩は沖縄の「シママース」!
なんて贅沢なんだ! これで美味くない訳ない!
すべての材料にこだわった逸品
なかなかこれほどの味噌はお目にかかれませんね。
今回のものと大豆の産地や麹の配分は異なりますが
これに近い味噌は片山商店にて販売しています。
極上亀田味噌 1kgで1,000円です。一度お試ししてはいかが?